明日からヨーロッパ大会2019が始まります!

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月曜日からヨーロッパ大会2019が始まります!
ヨーロッパ大会は昨年行われたアジア大会のヨーロッパ版といえるでしょう。今回は第2回大会となります。大会自体は既に始まっていますが、バドミントン競技は明日6/24からとなります。

バドミントン競技は6/24~6/30の日程で開催されます。
出場枠については選手を見る限りではアジア大会やオリンピックと同じ様です。

男子シングルスはヴィクター・アクセルセン選手が病気による棄権がありました。
したがって、出場選手で一番世界ランクの高い選手はアンデルス・アントンセン選手になります。
スペインマスターズの準入賞以降、あまりいい成績を上げられていない彼ですが、この大会でどんな活躍を見せるのか楽しみです。
彼に対抗する選手としてはフランスのブライス・ルベルデ選手、オランダのマーク・カルジョー選手らがいます。
また、アイルランドの期待の若手、ナット・グエン選手も気になります。
アクセルセン選手が出場していればほぼ彼の優勝だったでしょうが、彼の欠場で優勝は読めなくなってきました。
どんな展開が見られるのか注目です。

女子シングルスはヨーロッパ勢では圧倒的な強さを誇るカロリーナ・マリン選手が欠場の為、デンマークのリーネ・ヤエスフェルト選手とミア・ブリッチフェルト選手が第1、第2シードを獲得しました。この二人にカースティ・ギルモア選手、エフジェニヤ・コセツカヤ選手が続きます。
ギルモア選手、コセツカヤ選手はランクこそデンマークの二人に劣るものの、どちらもヨーロッパ選手権の準優勝者であり、大舞台では力を発揮してきます。大きな大会では意外な展開が見られることも珍しくないので、二人の動向にも注意を払う必要がありそうです。

男子ダブルスはシングルスと異なり、トップ選手の欠場もなく無事に試合が行われそうです。
第1シードはデンマークのアストラップ・ラスムセンペア。速いタッチと粘り強い攻めが特徴的なこのペア。
昨年はSuper1000の中国オープンを制するなど、高い実力を持っています。
第2シードはイングランドのエリス・ラングリッジペア。普段はイングランドとして大会に参加しますが、今回はイギリスの旗を背負って登場します。彼らはとにかく大舞台に強いのが特徴です。リオ五輪では強豪中国のチャイ・ビャオ、ホン・ウェイペアを破って銅メダルを獲得、更に昨年のコモンウェルスゲームではリオ五輪銀メダリストのゴー・V・シェム、タン・ウィーキョンペアを破り、その勢いで優勝果たしました。
第3シードはロシアのイワノフ・ソゾノフペア。2016年は早川遠藤ペアを破って全英オープンを制覇するなど、活躍を見せていました。最近は少し成績が下がり気味ですが、それでもスディルマン杯では遠藤渡辺ペアを破るなど、時折その強さを見せています。
男子ダブルスも優勝の予測が難しくなりそうです。

女子ダブルスは世界ランクトップのストエヴァペアが欠場。どうやら彼女達は協会と揉めており、その関係でこのヨーロッパ大会や世界選手権、五輪などには出場出来なくなってしまったようです。彼女はジュニアの頃から注目していた選手だったので、これらの大会に出られないのは非常に残念に思います。
彼女達の代わりに第1シードに入るのはデンマークのフルーガード・ティゲセンペア。リオ五輪銀メダリストのユール・ペダーセンペアが引退した今、デンマークを引っ張るのは彼女達です。ヨーロッパの雄として素晴らしい試合を見せて欲しいですね。
彼女達の後には、ロシアのボロトヴァ・ダヴレトヴァペア、フランスのレーフェル・トランペア、オランダのザイネン・ピークペアが続きます。

ミックスダブルスは他の種目とは打って変わってイギリスが第1シードを獲得しています。
第1シードはアドコックペア。スーパーシリーズファイナルの優勝経験があり、そのほかの大会でもアジアの選手に負けず、好成績を残しているペアです。更に、ロンドン五輪、リオ五輪に出場しており、経験の豊富さは申し分ありません。おそらくかなりの高確率で優勝を果たすのではないでしょうか?
経験豊富なベテランペアに対抗する筆頭は第2シード、同じくイギリスのエリス・スミスペアでしょう。
昨年はタフなワールドツアーに積極的に参加。安定した成績を修め、ワールドツアーファイナル出場を果たしました。トップクラスの大会の経験こそアドコックペアには劣りますが、最近の勢いは目覚ましく、彼らを破る可能性は十分にありそうです。
第3、第4シードはそれぞれドイツのラムスフス・ハートリッヒペア、フランスのジケル・デルルペアです。

ヨーロッパ大会は公式サイトからライブ放送を見ることが出来ます。
視聴の際はこちらをご覧ください。

試合結果はこちら

 

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